消費経済アナリスト・渡辺広明さんに話を聞く。低価格PB拡充についてなんでも売っている総合スーパーから食品スーパーへの転換が加速している。ポイントは2つ。生鮮食品の強化と、PB商品で消費者の支持層を集めることで、PB消費者の商品のポイントは戦略商品であること。集客の大きな力があっても、生鮮食品の場合、仕入れコストは高いが利益率は低い。PB商品は中間マージンが低く、利益率が高い儲かる商品となっているためここで得た利益を再投資することで成長を促す経営上の戦略商品となっている。PB商品の広がりは製造を担うメーカーも望んでいる。スーパー主導のPB商品の開発は製造を担うメーカーも大量受注、大量生産になり工場の稼働率が維持できて、売り上げを確保できるなどPB商品の製造を歓迎している。中東情勢の悪化から世界的に物価高が進む可能性が高い。輸入依存度の高い日本は地政学リスクによりコストが増大する。それを吸収する手段としてPB商品はますます重要になるだろう。
