天皇の即位や皇位継承の順位などを定めた法律「皇室典範」の改正をめぐって与野党での議論が加速している。皇室典範の中では第1条で皇位を継ぐのは男系男子と定められている。また、皇室典範では女性皇族について一般男性と結婚した場合、皇族の身分を離れないといけないと定められている。今、議論されている案の1つは女性皇族について結婚後も皇室に残ることを認めるというもので、多くの党が賛成・容認している。ただ、異論が出ているのは女性皇族の配偶者と子の身分をどうするのかという点について。こうした議論は2005年にも行われていた。当時の有識者会議の報告書では女性皇族が結婚後も皇室に残り配偶者も皇族とする提案がなされ、女性天皇・女系天皇を容認している。当時の小泉総理も施政方針演説で皇室典範の改正に意欲を示していた。しかし2006年、紀子さまがご懐妊となり法案の提出は見送られた。ANNが行った世論調査では女性の天皇を認めることについて賛成が85%、女系の天皇を認めることについて賛成が78%、女性皇族の夫や子どもを皇族とすることについて賛成が49%、反対が40%となっている。ジャーナリスト・増田ユリヤは「国民が何を望むかというところをもっと耳を傾けてほしい」、戦略コンサルタント・田中道昭は「明治時代の制度設計が令和時代に行き詰っているという感じ」などとスタジオでコメント。
