特定外来生物のヌートリア。日本に生息するネズミの仲間では最大、1年で2~3回、1度に平均6.5頭出産する。今は害獣となっているがかつては救世主としても扱われていて、戦時中に軍服の毛皮のために輸入・飼育されていた。終戦後は食用として飼育されていたが、その後飼育を放棄し野生化し害獣となった。被害を防ぐためには、ヌートリアは頭の良い動物なので農地などをこまめに見回り侵入ルートを確認し複数の仕掛けなどを設置。国の政策に振り回され同情する点が多い動物なので対策をしながら共存の道もと専門家は話している。
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