春になってもハチの姿が見えず、久喜さん夫婦は硬い表情をしていた。一方、小屋では烏骨鶏のヒナが孵っていた。翔仁さんは椎葉の住民に連れられ、山菜を採った。康道さんは猟の前に先祖が作った山の神の祠に立ち寄り、安全を祈願した。この日は山に入るとすぐに犬が吠え始め、2頭のイノシシを仕留めた。猟を見守ってくれた山の神にたてがみを供えるのが習わしとなっている。久喜さんのもとにまだハチは来ていなかった。山の奥の巣箱まで見に行くと、ハチが来ているのが確認できた。
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