シリーズ「SDGs」。今週は「地球を笑顔にするWEEK」。4日目の今日は「電子楽器」。「電子楽器」は指1本でコードを変えることができて音が出るというもので、障害があることで楽器をうまく扱えなかった人たちに演奏する喜びと笑顔を届けている。「弾き語りがしたい」という夢を「インスタコード」でかなえた男性を取材。男性は生後8か月のころに小児がんを患い全盲となった。ボタンを押すだけでギターの音が出せる「インスタコード」を開発した永田雄一さんに話を聞いた。自閉傾向がある10歳の男児は4歳ぐらいのころから保育園での集団生活になじむことができず、お遊戯会や運動会などへの参加を嫌がるようになった。そんな男児がドラムなどの楽器に出会ったのは、およそ3年前のこと。きっかけは「何か得意なものを見つけてあげたい」という母親の思いだった。今年の春、男児は新たに始めた「インスタコード」を毎日猛練習。2週間後、大勢の前でインスタコードを披露するライブが決定していた。ライブ当日の様子を紹介。得意なドラムではソロパートを披露。最後は今年始めたインスタコードの曲を演奏した。