クリスマス島の年末の風物詩・アカガニの大移動。しかし、1月になってもカニが姿を現さなかったという異変がおこった。旅行会社オーナーのリサさんは、カニがいないないなかで観光客に対してアカガニ大移動の勉強会を開催し乗り切ったという。クリスマス島にとってアカガニは大切な産業となる可能性がある。これまでクリスマス島は、リン鉱石の加工と輸出が主な産業だったが、近年衰退している。期待されるのが観光業だという。アカガニの大移動を見たさに800人が島を訪れるという。今シーズンは2月中旬になって、ようやくカニの大移動がはじまった。アカガニの繁殖活動は、雨季とともに始まるため、雨季の遅れにより繁殖活動も遅れたのだという。