番組は地球が生み出す自然の脅威の謎にも挑んできた。エチオピアではエルタアレ火山に大接近。世界最大の大河・アマゾンでは潮の干満が引き起こす大逆流ポロロッカを取材。インドネシアではブルーファイアと呼ばれる謎の光の正体を探るために硫黄ガス地獄に突入。そんな映像の中でベストワンに輝いたのはオーストラリアのモーニンググローリー。舞台となったのは北オーストリア。1年で数日しか現れない長さ1000キロメートルにも及ぶ一直線の雲「モーニンググローリー」。この雲を求めて世界中からやってくる男たち、その目的はグライダーでモーニンググローリーに乗ること。しかし、その雲はいつ出現するか分からない。条件はパブの冷蔵庫に水滴がつく、北から湿った強い風が吹く、夕方東の空が紫色になる。2009年の放送ではモーニンググローリーの撮影に成功し、グライダーで乗ることにも成功した。