今週26日に発生から20年となるインド洋大津波。2004年12月26日に発生し、東南アジアからアフリカまで広い範囲で被害を受け、死者・行方不明者は22万人超となった。タイではリゾート地などで被害を受け、多くの外国人観光客を含む8000人以上が犠牲に。あれから20年。津波の恐ろしさを風化させず命を守る方法を伝え続けようとする男性を取材。タイでは犠牲者の4割が外国人で、日本人28人が死亡、1人が行方不明となった。津波後、当局は避難場所を示す標識や防災サイレンなどを新たに設置。しかし、今、標識を気に留める観光客はほとんどいない。5800人以上が犠牲となったパンガー県で自らの経験を観光客に伝え続けているのがマナッサクユアンケオさん。当時、自宅にいたマナッサクさん。なんとや屋根裏に上り一命を取り留めた。しかし、甥や姪など4人の家族を失った。マナッサクさんは津波が起きた時に少しでも犠牲を減らせるように多くの人に経験を伝え続けることが自分の努めだと考えている。