官邸で石破総理との面会を終えた小泉進次郎農水相はここまでの総裁選をふり返り、困難があっても最高のチームに支えていただいて最終日まで走り切ることができたと話した。FNNの取材によると、全国47都道府県の党員票のうち小泉氏は地元・神奈川県など15の県で優勢、国会議員票については80人を上回る支持を集め一回目の投票ではトップに立つ見込み。同じく石破内閣の一員である林芳正官房長官は、今月下旬に次の総理総裁が対応することになるアメリカ・トランプ大統領の訪日について、日米同盟の重要性は今後も変わらないと話した。林氏は党員票が地元・山口など4つの県で優勢、国会議員票は現在高市氏を上回る約60人の支持を固め、決選投票に進める2位争いを高市氏と展開する見通し。一方の高市早苗前経済安保相は今日はカメラに姿を見せなかった。高市氏は党員票では関西圏や東京・千葉など17都道府県で優勢、一方で国会議員票では40人を超える支持となっており林氏と2位争いの展開が予想されている。今日陣営の選対会議に姿を見せた小林鷹之元経済安保相は、党員票で苦戦、茂木前幹事長も苦戦の情勢。決選投票でカギとなるのは議員票。トップに建つ小泉陣営からも、林さんが伸びてきている、決選投票になったら林さんが総裁になると思うとしている。議員票については態度を明らかにしていない票が50人ほどいるためトップをめぐる戦いは余談を許さない情勢。