- 出演者
- 渡辺和洋 渡辺正行 天達武史 谷原章介 松村未央 佐々木恭子 カズレーザー 山田夏子 谷本有香 草なぎ剛
先週台風22号の影響な被害を受け、現在台風23号が最接近している八丈島から中継。台風の暴風域に入った八丈島では、非常に強い風と雨が島全体を襲っている。八丈島では不測の事態に備え、町役場の職員が24時間態勢で対応にあたっている。昨夜は住民358人が避難所に避難した。多くの場所で停電や断水が続いているほか、携帯電話の電波も入りづらい状況。台風22号によって生活が制限される中、新たな台風の接近に備える八丈島の住民を取材した。
けさ強い勢力で伊豆諸島に接近した台風23号。台風は現在、関東の南の海上を東に進んでおり、けさ6時すぎ八丈島が暴風域に入った。台風22号による甚大な被害を受けてなお再び推し寄せた台風に、住民たちは厳重な警戒を取っていた。先週木曜日、非常に強い勢力で八丈島を直撃した台風22号。経験したことのない暴風雨に身の危険を感じたという住民たち。島を襲った猛烈な風は最大瞬間風速54.7メートル。3時間降水量は観測史上最大となる207ミリを記録した。台風23号接近に備え片付けに追われていた飲食店の経営者は、付近で竜巻とみられる突風が発生したという。ライフラインの復旧状況によっては、1ヶ月は営業できないという。大きな被害があったのは末吉地区。避難所となっていた施設に土石流が押し寄せた。避難していた22人中、1人もけがなく全員救助された。神社の玉石垣は八丈島の昔ながらの景色を今に伝える観光名所のひとつだったが、一部が崩れむき出しになっていた。八丈島原産の植物「明日葉」の加工工場も倒壊。山田真之介営業本部長は「一度やり直すとなるとなかなかつらい」と話した。
めざましテレビで出題されたきょうのサンシャインクイズは「氷・水・蒸気、この中でテストの問題に正解したのはどれ?」。答えは「氷」、とける(解ける)から。
けさ6時すぎ、暴風域に入った八丈島。八丈町では最大瞬間風速42.7メートルを観測。1時間に44ミリの降水量を記録した。伊豆諸島はこれまでに降った雨の影響で地盤が緩んで災害の危険度が高まっており、厳重な警戒が必要となっている。荒れた天気はきょう昼頃まで続くと見られている。
台風23号は「強い」勢力。八丈島の中継映像では、打ち付けるように白波が立っている。大雨・暴風・波浪警報が八丈町と青ヶ島村に出ている。気象庁は、伊豆諸島では不要不急の外出を控え、屋内でも窓から離れるなど暴風に厳重に警戒するよう呼びかけている。現在、台風23号は八丈島と青ヶ島に最も接近している。先週の台風ほどの風・雨ではないが、吹き返す風には注意の台風。三宅島や伊豆大島などでも吹き返す風がかなり強くなる。
四半世紀続いていた自民党と公明党の連立政権に終止符が打たれ、衝撃が走った永田町。20日にも行われる首相指名選挙を巡って、各党水面下での動きが加速。誰が首相になるのか、不透明な状況が続いている。先週金曜日、笑顔を見せ高市総裁が向かったのは、連立を組む公明党との党首会談。1時間半に及んだ話し合いでは、公明党が求める「企業・団体献金への規制強化」などについて議論がなされたが、会談を終えた高市氏の表情は一変。公明党が自民党に突きつけた決別宣言。公明党・斉藤代表は、「政治とカネに対する取り組みは公明党の一丁目一番地。首班指名で“高市早苗”と書くことはできない」などとコメントした。しかし、去年自民党の裏金問題のあおりを受け、当時の石井代表が落選するなど選挙で大敗が続き、まさに“党存亡の危機”に直面。
自民党内の反応はさまざまだという。ジャーナリスト・岩田明子氏は、「どの政権も公明党との間で苦労してきたので、これを機に政策や理念が一致するところと組んだらいいとポジティブに捉えている人もいる」などとコメントした。自民党員の選挙への影響について、政治ジャーナリスト・青山和弘氏は、「地域によって公明党の票が1つの選挙区に2万票くらいあるといわれている。ものすごい大きな数字で、40~50人の自民党議員が落選の可能性があると試算されている」とコメントした。連立解消によって首相指名選挙を巡る駆け引きが活発化。野党第1党の立憲民主党は、指名を野田代表にこだわらない考えを示し、国民民主党・玉木代表などへの投票もあり得るとしている。しかし、玉木代表は、きょう未明「玉木雄一郎そして国民民主党は、首相ポスト狙いで基本政策を曲げることは断じてない」とXに投稿し、安全保障など政策の一致が必要だと強調した。政治ジャーナリスト・青山和弘氏は、「支持率が高ければ衆議院の解散ということが、私は視野に入ってくると思う。今より少しでも議席を増やすという方に勝負をかけてくる可能性はある」などとコメントした。
公明党「連立離脱」について気になる疑問を募集中。先週金曜日、公明党・斉藤代表は、「自民との連立政権をいったん白紙にする」と表明。その理由は、政治とカネの問題に対する基本姿勢に意見の相違があった。フジテレビ解説委員長・松山俊行さんは、「高市さんの周りにいるひとたちが 、公明党とあまりパイプがないということもあって、あまり公明党の状況についての情報が入っていなかったのではないかという気はする。おそらく話を週明けまで継続して続けて説得できると見ていた節がある」などとコメントした。
視聴者から「自民党は国民民主党や日本維新の会と組んで、首相指名選挙に出る可能性があるの?」との声が寄せられた。フジテレビ政治部の松山俊行解説委員長によると、立憲民主党は国民民主と維新に対して連携を呼びかけている。対する国民民主と維新は、可能性がないわけではないが距離を置いているという状況。国民民主は自民に対して、連立するかどうか様子を見ている。維新は自民に対して連立のために再接近か?という状況。また国民民主と維新は互いにけん制し合っている。松山は「これからどうなるか分からないっていうのがこの図」、「まとまれるかどうかが焦点。一方で日本維新の会は政策的にはかなり自民党が近い」、「公明党なしでの選挙で勝てる候補がどれくらいいるか」、谷原は「まさに混乱、混迷している状況」などとコメントした。
松山は視聴者からの疑問「野党も分裂が起こり新たな政党ができる可能性があるのでは?」について「それぞれの党がやっぱりそれぞれの政策を掲げている。与野党ともにいろんな分裂の可能性がこれから先出てくる」、「微妙な数字のバランス」などとコメントした。
おととい取材したのは、宮崎県内のいまにも崩れ落ちそうな住宅。その原因となったのが、擁壁の崩落。擁壁とは、周囲と高低差がある土地に住宅などを建てる際、土台の土が崩れることを防ぐ壁のこと。擁壁の崩落を巡っては、先月30日東京・杉並区の住宅密集地で起きた木造2階建ての住宅の倒壊事故。大量のがれきが隣のマンションへと流れ込んだ。住宅は擁壁ごと崩れ落ちたとみられている。杉並区では崩落事故後、区が把握する危険な擁壁を緊急点検。24カ所のうち2カ所の擁壁で傾きなど状態が悪化していることが判明した。高橋治教授によると、擁壁の多くは1970年代に作られ、現在50年以上経過し老朽化。寿命を迎えた擁壁が推計で全国に200万カ所以上存在するという。
宮崎県国富町では、7年前に擁壁が崩落。しかし、その後修繕されることなく、家が崩れ落ちそうな状態が続いている。崩落した擁壁の家は、地面がひび割れ、家全体が傾いていることがわかった。崩れ落ちそうな家の下にはコンビニや郵便局もあり、多くの人が不安を抱えている。現在、崩落した住宅の所有者は住んでおらず、空き家状態となっている。この住宅の所有者から売却の相談を受けた不動産業者は、所有者に対し、売却するには擁壁の修繕が必要で高額な費用がかかると伝えたが、その後話の進展はないという。老朽化した擁壁が個人の所有物の場合、危険が伴っている場合でも個人の責任で修繕を行わなければいけないという。
「呼び出し先生タナカ」、「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」、「終幕のロンド‐もう二度と、会えないあなたに‐」の番組宣伝。
映画「秒速5センチメートル」の宣伝。
先月30日、杉並区で発生した木造家屋・擁壁の崩落事故。崩落の原因について、東京理科大学工学部建築学科教授・高橋治さんによると、(1)雨などの影響で経年劣化が進んでいた、(2)古い擁壁のため耐震基準を満たしていない可能性。擁壁の寿命は、30年~60年。老朽化した擁壁は、全国に200万カ所以上(推計)。擁壁の危険な兆候は、ひび割れ、ゆがみ、変形、水漏れ。杉並区は、以前の所有者と現在の所有者に計11回文書や対面で改善を指導したが、擁壁の修繕は行われなかった。理由は、道路が狭く重機が入れないため業者が見つからなかったと費用面。
先月30日に杉並区で発生した擁壁の崩落。杉並区も改善に向けて指導をしていたが修繕は行われなかった。費用面での負担が大きい。ひびわれなどの修繕責任や、崩落で建物や人に被害があった場合の賠償責任も所有者が負わなければならない。擁壁の修繕にかかる費用を紹介。ひび割れ部分の補修は50万~150万円などかなりハードルが高い。高橋教授は「個人所有の擁壁の場合は個人が基本」などと指摘した。
自治体からの補助について。東京・港区の場合、工事費の3分の2まで補助が出る。東京・杉並区も融資を受けた場合の利子分の補助があるが、今後については「さらなる財政面での補助制度について検討する」という。谷本は「現実的に考えた時に人がいない中においてコストも上がっていく」、高橋教授は「近隣に迷惑がかかるものは条例からスタートしてもいいかもしれない」などとコメントした。擁壁がある住宅の購入時の注意点は、売買契約をする前に自治体の擁壁の確認済証・検査済証を確認することが重要。証明書が確認できない場合は自治体で擁壁検査の記録を確認、自分で専門の業者に検査を依頼する。危険な擁壁を見かけた場合、近隣住民にできることは自治体へ連絡。しかし自治体も所有者への改善指導しかできない。
公明党連立離脱に関する「今の政治のやり方が少しでもいい方向に向かうなら良いです」、「議員の皆様!国民のこと忘れていませんか?」などの視聴者の声を紹介した。カズレーザーは「どこの党もどこと組んでもどうなるか見えない」、谷本は「国を上げてやってもらいたい」、渡辺は「日本の経済がどういう風になっていくか」などとコメントした。
台風23号が八丈島に最も接近している状況になっている。気象情報を伝えた。
東京・八丈島、お台場の中継映像を背景に気象情報を伝えた。八丈町、青ヶ島村に大雨・暴風・波浪警報が出ている。