高水準の賃上げが続出した今年の春闘では、パートなどの非正規雇用にも満額回答が相次いでいた。永島智子会長は「非正規社員の格差是正の加速に向けた流れを作り、企業間・企業規模間の格差是正についても前進したものと評価」などと話している。永濱利廣は「従業員の確保や定着のために賃上げを検討せざるを得ない状況」などと話した。給料が上がったら何に使うか街の人に聞くと、「カメラのレンズとかフィルム買うのにあてたい」「春服買いたい」などの声があがった。最も多かった使い道は旅行だった。物価もかなり上がっているため、賃上げの実感は感じにくい可能性が高いという。