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「インドール(インド)」 のテレビ露出情報

首都ニューデリー近郊のスラムへ、生活支援を行うNGOに同行した。20世帯約200人が暮らす。妻と三人の子どもたちとで暮らす男性。北部のまずしい農村で日雇い労働をしていたが、稼ぎはごくわずかで、15年前にここへ移り住み、家族で物乞いをして暮らす。一家の収入は1日300ルピー。約500円だ。NGOは子供たちが貧困のために、教育を受けられず、貧困から抜け出せなくなることを懸念している。物乞いをする人たちの社会復帰に向け、新たな対策に乗り出した街がある。インドールだ。かつては物乞いの姿が多く見られた。3500人以上にのぼった。インドール市には、違法薬物の売買を持ちかけたり、物乞いを強要し搾取する犯罪組織もある。インドール市は1月から物乞いを禁止する法令を厳格化した。物乞いをする人だけでなく、お金を渡した側も処罰の対象になる。罰金か最長6か月の禁錮刑を科すという。子どもたちを捕まえて無理やり物乞いをさせている人たちがいる。悪質な物乞いをやめさせれば多くの人を救うことができると当局はいう。啓発イベントが行われ、寸劇が行われた。物乞いしかできない人々を政府は助ける必要があると市民は言う。物乞いをしていた人の自立に向けた支援も課題だ。市の担当者が、親族関係や収入を得る方法など、ひとりひとりの状況を把握する。みよりがないなど保護の緊急性が高い人たちをNGOが受け入れている。収入を得る方法を学ぶプログラムも行われている。市の担当者との個別面談も行う。

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