香川県の名物・讃岐うどんがインドで販売されることになり、県内の製麺会社が出荷作業を進めている。販売するのは高松市の石丸製麺で、長期保存ができる乾麺を輸出する。国内の人口減少で消費の先行きに不安があるとして、インドでの販路開拓を進めてきた。ことし1月には現地で試食会などの調査を行い、3月にはインド国内ですし店を展開する企業と連携して販売促進や商談などを勧める契約を結んだ。うどんは中華麺とあわせて今月12日にも輸出され、インドの飲食店・小売店などで販売される予定。讃岐うどんはインドのほかにも約10か国にも輸出しているという。麺文化が根付いていないインドにはチャンスがある、と石丸製麺の石丸社長は話した。