イヴ・サンローランの没後日本初開催となる大回顧展「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」はモードの帝王ことイヴ・サンローランの手による40点のオートクチュールを含む262点の展示物を間近で堪能できる展覧会。イヴ・サンローランは1936年にフランス領アルジェリアで生まれ、17歳でパリのコンクールに入選しクリスチャン・ディオールのアシスタントとしてデザイナーの道へ。21歳の頃には急死したディオールの後継者となり、25歳で独立し「イヴ・サンローラン」を設立。イヴ・サンローランが発表したPコートやサファリルックは大きなセンセーションを巻き起こし、現代の日常的なファッションを作り上げる一因となった。イヴ・サンローランは中でも手作業で作られる一点物「オートクチュール」を得意とし、多くの歴史的なファッションを残した。これらオートクチュールも数多く展示される展覧会は国立新美術館にて開催中。