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「イ・ジョンチョル支部長」 のテレビ露出情報

ヒューマノイドロボットは産業界でも様々な活用が想定され、生産現場などに大きな変化をもたらすと期待されている。しかし、韓国ではヒューマノイドロボットをめぐる企業内での軋轢が生じている。先月、韓国・ソウルで開催された産業用ロボットの展示会で目についたのはヒューマノイドロボット。開発企業担当者は「韓国では低出産の問題で人がつらい仕事をしようとしない。AIロボット活用で十分に代替できる。政府でもヒューマノイド連合体を作っている。韓国でヒューマノイドは旋風を巻き起こすと思う」と話す。世界最大のテクノロジー見本市CESで初披露された「アトラス」の実機が展示された。人間かのような安定した二足歩行、腕や足を自由自在に動かし凍結した路面でも走ることができる。重さ50キロまで持ち上げることができ、残量が少なくなると自らバッテリーを交換する。産業分野での活用が期待される。アトラスを開発するボストンダイナミクスを現代自動車グループが2020年に買収。現代自動車グループのウ・スヒョン氏は「将来、アトラスが幅広い産業で、さまざまな使われ方をし革新的な役割を果たすだろう」とコメント。現代自動車は2028年までに米国・ジョージア州にあるEVの製造工場にアトラスを投入する計画を発表。将来的には全製造現場に導入する方針。韓国の自動車産業界でアトラスの存在感が増している。韓国最強の労組との異名を持つ現代自動車の労働組合が反発。全国金属労組現代自動車支部のイ・ジョンチョル支部長は「現在自動車支部は今年初め労働組合と合意しなければ1台のロボットも投入しないという立場を明らかにした」と発言。現代自動車労働組合は「(アトラス投入について)人件費削減を狙った人工知能ロボットの導入」と批判、雇用が奪われることへの懸念を表明した。「組合との合意なしに一台のロボットも投入させない」と会社側を牽制した。
韓国ではヒューマノイドロボットの本格的な活用は、まだ少し先であるにも関わらず激しい対立が表面化している。理由の1つは、アトラスを擁する現代自動車が成長戦略の最大の柱としてヒューマノイドの活用に前のめりな姿勢を示していること。現代自動車グループは2030年までにAIロボティクス分野に約13兆5000億円規模の投資を実施すると表明。自動車メーカーからの脱皮を図りロボティクス分野を今後の成長戦略のエンジンとしたい考え。2028年までに年間3万台のロボットを量産できるシステムを構築へ。人間に代わる労働力が猛スピードで準備される現状に労働組合側が警戒感を示していることが対立の根源にある。現代自動車労働組合はストライキも辞さない闘争的な組合として知られ、去年9月にも賃上げを巡りストを実施している。しかし、今回の問題をめぐっては組合が逆風にさらされている。労働組合を支持母体に持つ政党出身の李在明大統領が、この問題については組合側を真っ向から批判している。李在明大統領は「蒸気機関や機械が導入された時代にも仕事を奪うとして機械を壊す運動があったが流れ込む巨大な荷車は避けられない。結局は社会が早く適応するしかない」と述べている。組合側は、この発言に反発しているがアトラス導入を認めなければ組合が経済成長を阻害しているとの世論の批判にさらされる可能性もある。

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