アメリカの製薬大手「イーライリリー」の7−9月期決算は、1年前から最終損益が黒字転換したものの売上高・調整後の1株利益ともに市場予想を下回った。肥満症治療薬「ゼプバウンド」や糖尿病治療薬「マンジャロ」の売上高が市場予想を下回ったことが響いた。また、企業買収に絡んだ仕掛研究開発費の計上などを考慮し、2024年通期の調整後の1株利益見通しを引き下げた。これを受け、イーライリリーの株価は6.3%下落した。
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