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「ウィキリークス X」 のテレビ露出情報

アメリカ政府の機密情報を暴露してきたウィキリークス。その活動には賛否が分かれアサンジ被告は非難と称賛という相反する評価を受けてきた。アメリカ政府などは「機密文書を精査せずに公表し情報提供者の名前なども明らかにし、情報提供者を危険にさらした他、外交・情報活動に大きな支障をきたした」などと非難してきた。これに対しアサンジ被告の支持者らは「政府の不正を暴露した行動」と称賛してきた。特にイラク・バグダッドでアメリカ軍の兵士が民間人を攻撃する映像などを公表し、「国際法に違反するような不正行為を明らかにした」として評価されてきた。日本との関係を巡ってもアメリカの情報機関NSAが日本政府・日本企業を対象に盗聴を行っていたとされる内部文書を公表し物議を醸した。メンツを失ったアメリカ政府はウィキリークスに対する非難・抑圧を強め最終的には起訴に踏み切ったが、「表現の自由」か「国家安全保障」かで大きな議論となった。オーストラリアの超党派の議員団は去年ワシントンを訪問し、アメリカ政府に対しアサンジ被告の起訴を取り下げて釈放するよう要請した。さらにオーストラリアのアルバニージー首相もバイデン大統領に直接働きかけた他、オーストラリア議会は今年2月にアサンジ被告の釈放と帰国を求める動議を賛成多数で可決した。また、アサンジ被告の体調不良も伝えられており、法廷闘争の長期化に対しヨーロッパ各国からも人権団体などを中心にイギリスからアメリカへの身柄引き渡しを反対する声や釈放を求める声が強まっていた。こうした声もあり、バイデン政権としては司法取引という手段で決着を急いだ可能性もあるが、アサンジ被告が暴露したアメリカの不正行為や秘密主義はアメリカ政府が長年掲げてきた「人権尊重」や「透明性確保」に対し疑問を投げかける結果となり、大きな打撃として残りそう。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月26日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道(ニュース)
ウィキリークスのSNSには「ジュリアン・アサンジは自由になった。6月24日の朝、1901日間過ごした刑務所を後にした」と綴られた。アサンジ被告とみられる人物の動画も公開され、シャツにジーンズ姿で飛行機に乗り込む姿が確認できる。アサンジ被告がウィキリークスを創設したのは2006年。内部告発に寄って提供された各国政府の機密文書をインターネット上で次々公開してきた[…続きを読む]

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