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「ウィーン軍事史博物館」 のテレビ露出情報

1914年6月28日、サラエボ市庁舎前の映像。第一次世界大戦の引き金となったサラエボ事件の当日に撮影された。映像には不可思議な動きをする人物が写っている。ドイツ皇帝ウィルヘルム2世と、ハプスブルク家皇太子フェルディナンドの鹿狩りの映像。ドイツとオーストリアは友好国だったが、ドイツを嫌っていたフェルディナンドの歓心を買うためため、ウィルヘルム2世はプライベートな接触を持っていたという。20世紀に入り、ドイツはひたすら軍備拡張を進めていた。フェルディナンド夫妻が訪れたサラエボには、民族独立を唱えるいくつもの暗殺団が潜伏していた。最初の映像は、未遂に終わったテロのすぐ後に撮影されたものだった。その後、フェルディナンド夫妻は再びテロに遭い、凶弾に倒れた。ほどなく第一次世界大戦の火蓋が切られる。ウィルヘルム2世が出征する兵士に向けた言葉が録音に残されている。20世紀初頭の世界、映像は世界の王朝の末期の姿を記録していた。

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