世代を問わず人気の推し活だが、マーケットも広がり続けている。マーケティング会社CDGなどが15歳から69歳の男女に行った最新の調査によると、国内の推し活人口は去年1月には1384万人だったのが、今年1月には1940万人と、1年で500万人以上増加している。1人あたりが推し活にかけた1年間の金額は約21万円。2024年に約3.5兆円だった市場は、去年約4.1兆円にのぼった。ジェイアール東日本企画の調査によると、直近3年以内に新たな挑戦を始めた人の割合を比較したところ、推しがいない人は約27%だったのに対し、推しがいる人は約59%と2.2倍に達した。「推しのことをもっと知りたい」や「推しが頑張っているから」といった思いが、自己成長や日常を前向きに変える強力な原動力となっているよう。例えば推しがTVでマラソンに挑戦したことで、自分も市民マラソンにチャレンジした方。推しがきっかけで外国語の勉強を始めて、海外旅行に行った方がいる。高齢者施設「ウイーザス荻窪」の東田加代子さんは「推し活を取り入れたことで入所者同士の輪が広がり、会話のきっかけになった。変化の少ない日常の中で推し活を通して元気になってもらいたい」と話す。
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