富士山をはじめとした豊かな自然が広がる山梨県。今、心身の疲労回復などを目的にした旅行「ウェルネスツーリズム」を広げようという動きが進んでいる。大月市の宿泊施設が主催するセラピーガイドウォークでは敷地内にある広大な森林を歩き、その合間に天然の竹を使ってヨガ。仕上げは1時間にわたる、めい想。リフレッシュできると県外からの予約が相次いでいる。ウェルネスツーリズムの普及を進めているのは県内26の宿泊施設やレジャー施設などで作る協議会。県内にある豊富な自然を活用し日常とは切り離された多様な休み方を提案しようとしている。築150年の古民家を改装し3年前にオープンした宿が始めたのはまき割り体験。その他にも五感を刺激する体験を数多く提供している。