10月消費者物価指数は2.9%上昇。特に大幅な上昇が続いているのは食料品。11か月連続+7%超は37年ぶりのこと。食品高で消費動向と企業戦略に変化が生まれている。千葉県内のドラッグストアには食品コーナーが。食品の低価格販売を売りにしている。ドラッグストアなので食品以外にも利益が取れる部分があり食料品は低価格で提供できるという。コロナ禍ではマスクなどが多く売れていたドラッグストアは物価高で食品シフトを加速。食品目当ての来店頻度を増やし利益率の高い薬などの同時購入を狙う戦略。スーパー・ドラッグストアの食品の購入額を調べたグラフ。スーパーでは僅かに減る一方、ドラッグストアは逆に20%以上も上がっている。こちらでは野菜・肉・惣菜まで品揃えを強化。食品の売り上げを現在の2割程度から3割まで高める考え。首都圏のスーパーチェーン担当者は「自分も客としてドラッグストアに行って買い物すると安さに驚く。スーパーは広いスペースで品揃え良く食品を販売できるのでドラッグストアにはできないことで(客を)獲得していくしかない」と話している。物価高が長引く中で消費者の節約志向をどう捉えるか、業種の枠を超えた競争が激しくなっている。
住所: 千葉県千葉市美浜区幕張西4-2-12
URL: https://www.welcia-yakkyoku.co.jp/
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