米ニュースサイト「アクシオス」は関係者の話として、トランプ次期大統領が6日にウクライナ・ゼレンスキー大統領と約25分間の電話会談を行った際、実業家のイーロン・マスク氏が同席したと報じた。マスク氏は自らが率いるスペースXがウクライナで提供しているインターネットサービス「スターリンク」を通じて支援を継続する意向を表明したという。またトランプ氏は会談でウクライナ支援の意向を示すも詳細は明らかにしなかったという。ゼレンスキー大統領は会談を通じて「トランプ氏への不安は高まらなかった」としている。米メディアはマスク氏の同席について「トランプ政権でマスク氏が影響力を持つ可能性があることの表れ。トランプ氏のウクライナへのアプローチの不確実性が浮き彫りになった」と指摘している。マスク氏はロシア・プーチン大統領とも交流があり、ウォール・ストリート・ジャーナルは「2020年以降、マスク氏とプーチン大統領は頻繁に連絡を取っている」と報じた。
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