アメリカの有力紙「ウォールストリートジャーナル」は14日、バンス副大統領にインタビューした内容を報じた。この中でバンス副大統領は“ウクライナへの侵攻を続けるロシアが誠実に交渉にあたらなければ、米軍の部隊のウクライナへの派遣も選択肢になりうると述べた”と伝えた。ただ、米軍のウクライナへの派遣を巡っては、これまでヘグセス国防長官が明確に否定していて、報道のあとバンス副大統領は“発言がねじ曲げられた”とSNSに投稿。一方、ウクライナの領土がどれくらいロシアの支配下に残るかや、欧米がウクライナの安全を確保するために提供する方策について、バンス副大統領は“今後の和平交渉の中で協議されることで、言及するのは早すぎる”と述べ、トランプ政権としての立場を明らかにしなかったとしている。
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