黒い煙があがっているのはイラン・フーゼスタン州でイスラエル軍は4日、兵器製造に使われる化学物質を供給しているとしてイラン南西部の石油化学施設を空爆したと発表した。複数のイランメディアは“複数の石油化学施設が攻撃を受け5人が死亡し170人がけがをした”と報じている。攻撃の応酬が続く中、アメリカのトランプ大統領は4日SNSに“イランに「合意」か「ホルムズ海峡開放」か選ぶよう10日の猶予を与えたことを覚えているか。時間は残りわずかだ 彼らに地獄が降りかかるまであと48時間だ”と投稿した。トランプ大統領は先月26日、エネルギー施設の破壊を行わない期間を米東部時間6日午後8時までとすると投稿している。みずからが設定したエネルギー施設への攻撃延期の期限を念頭にイラン側に対応を迫っている。イスラエルのネタニヤフ首相も4日に公開したビデオ声明で“イランの政権をたたき続ける”と述べ攻撃を続ける姿勢を強調した。ロイター通信は4日イスラエル軍関係者の話として“イスラエル軍がイランのエネルギー施設攻撃に向け準備していてアメリカからの許可を待っている状態”だと伝えた。イラン中央司令部の報道官は4日に声明を公開し“もし事態のエスカレートが続けば地域全体がお前たちの地獄となることを忘れるな”と述べている。またイランメディアは3日“革命防衛隊がイラン中部で米軍戦闘機1機を撃墜した”と伝えた。米メディアは“F15戦闘機が撃墜され1人が救助されたが1人は行方不明で捜索が続いている”と伝えている。さらにホルムズ海峡周辺でもA10攻撃機1機が攻撃を受けて墜落し、乗っていた1人が救出されたと伝えられている。これについてイラン中央司令部の報道官は4日の声明で“新しい防空システムの導入で撃墜に成功した”と主張している。米メディアは“乗員がイラン側に捕らえられ交渉の切り札に利用されるのではないか”という懸念が伝えられている。アメリカ軍の関係者は“戦闘機の乗員には位置追跡する装置装着された救命ベストを身に着けている”としながらも「時間が何よりも重要だ。時間がたつほど状況は難しくなる」とのこと。また停戦に向けた協議をめぐってアメリカの有力紙は3日“イランは今後数日のうちに米当局者とイスラマバードでj協議するつもりはなく、米側の要求には応じられないと仲介者に伝えた”と報じた。これに関連しイランのアラグチ外相は4日SNSに“イスラマバード訪問を拒否したことは一度もない”などと投稿し“われわれが重視しているのは押しつけられた違法な戦争を最終的かつ永続的に終わらせるための条件だ”として停戦協議の実現は見通せない状況が続いている。
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