相撲教習所は新弟子検査を受けた新人力士たちが春場所で前相撲を行ってから6か月間通う相撲の学校で、力士としてのイロハを学んでいく。相撲教習所は国技館の奥にあり、現在は51人の新弟子たちが通っている。朝7時の400m×3週のランニングから始まり、実技の授業では200回の四股や相撲の経験有無などに分けて相撲の取り組みを行っていく。教えるのは指導担当の親方と現役力士達で、各々の成長度合いに合わせて指導方法を変えている。また授業の中には本場所での所作を教えるものもあり、花道から土俵入りまでを徹底的に教えていく。稽古後には学科授業があり、書道や歴史などを外国人力士も例外なく受ける。お昼は国技館の地下食堂でとる。次回のSOON相撲部は夏場所明けの5月26日に行う。