岸田総理大臣はきょうから4日間の日程でカザフスタン・ウズベキスタン・モンゴルを訪問し、中央アジア5か国との首脳会合や個別の首脳会談などに臨む予定だったが、地震発生を受けて対応を再検討していた。政府関係者によると、岸田総理大臣は被害状況の把握や復旧など災害対応を最優先したい考えだという。また気象庁が南海トラフ地震臨時情報を発表したことを受けて、行政側の態勢構築などにも万全を期したいとして、3か国への訪問を取りやめることになった。岸田総理大臣はこのあと記者会見でこうした方針を明らかにするとともに、国民に対し冷静な行動と万が一に備えた点検などを呼びかけるものと見られる。