トランプ氏は新たな人事を発表。トランプ陣営の選対本部長にスーザン・ワイルズ氏の大統領首席補佐官への起用が決まった。首席補佐官は大統領のスケジュール管理などを担う重要ポストで女性の起用は初めて。トランプ氏は「タフで頭がよく、革新的な人物で広く尊敬されている」と評価している。2度目となるトランプ政権。各国から反応が相次ぐ中、プーチン大統領は選挙期間中の暗殺未遂事件に触れトランプ氏を祝福。ウクライナ情勢にも言及し、対話の用意があるとの考えを示した。トランプ氏もプーチン氏と電話会談する可能性を示唆したとアメリカメディアは伝えている。ウクライナ情勢を巡ってはゼレンスキー大統領が越境攻撃を続けるロシア西部のクルスク州に配置された北朝鮮の兵士が戦闘に加わり、死傷者が出たと明かした。その上で北朝鮮の派兵について国際社会が確かな反応を示さなければ北朝鮮の兵士は今後増える可能性があるとして国際社会に強く対応するように訴えた。各国に支援を求めるウクライナだがトランプ氏は支援の継続に消極的とされている。今後の影響について東京大学先端科学技術研究センター・小泉悠准教授は「トランプ氏自身はすぐに戦争を止めるといっている」としたうえで「政権発足前から何らかの動きを始める可能性はある。実際にどう政策に落とし込むのか様子を見てみたい」とコメントした。