米軍と韓国軍は、今月19日から朝鮮半島有事を想定し実施していた定例の合同軍事演習をきょう終了した。演習では北朝鮮の大量破壊兵器への対応に重点を置き、多領域での訓練を行った。また、双竜訓練と呼ばれる大規模な上陸訓練を今月26日から来月7日まで行っている。一方、北朝鮮はきのう付けの労働新聞で、多連装ロケット砲の発射実験をおととい実施し、キム・ジョンウン総書記が視察したと伝えた。発射実験を巡っては、米国と韓国への対抗姿勢を示すねらいがあるとの見方も出ていて、米韓両軍は北朝鮮がミサイル発射などに踏み切らないか警戒を続けている