TVでた蔵トップ>> キーワード

「エアバスA320ceo」 のテレビ露出情報

相場英雄が訪れたのは栃木・足利市の精密加工メーカー「エアロッジ」。主力製品はジェットエンジンの部品の一つ、タービンブレード。エアバスやボーイングの最新鋭機のエンジン部品タービンブレードの製造を任されている。航空機は燃費向上のため軽量化を追求してきた。そんな中誕生したのが新素材チタンアルミ。軽量で熱に強いが加工の難易度は高い。チタンアルミは常温だと割れやすいためチタンアルミを削るためのオリジナル工具を自社製造している。
独自技術を駆使して作られるタービンブレード。1年間で納入するタービンブレードはジェットエンジン635基分。その技術力は仏サフラン社から部品メーカーの最高位に選出されるほど。高校を中退し不良少年として10代を過ごした森西社長は一念発起しものづくりの世界に飛び込んだ。いくつかの仕事を経験した後、町工場・菊池歯車に入社。しかし1990年代に入り製造業の海外シフトが本格化。危機感を持った森西社長が新規事業を探すうちにたどり着いたのがタービンブレードだった。サフラン社と交渉開始から2年後の2013年、確かな技術が認められ日本企業で初となる長期契約を結んだ。その勢いに乗り2015年にエアロッジを起業。去年第2工場を新設するなど順風満帆に事業を拡大する。しかし今、新たに乗り越えようと挑み始めた新たな大きな壁がある。それは素材の内製化。材料の形状に課題があり1本の材料からとれるのはたったの2枚のみ。さらにそこから1mm以下の板状に削るため材料の約9割が無駄になっている。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.