映画を受けてのスタジオトーク。この後2人の自分になるが、その関係がもっとエスカレートしていき、大変なことになるという。藤原帰一氏は映画作りは巧みだと指摘し、セリフが少ない、画面は清潔感を感じさせるほど大きな画面の中に人をポンと置いているとした。音は神経を逆なでするようなものが入る。映画の表現としては卓越していると評価。川口由梨香は周りからどう見られるか気になるところがあるので若さを求める主人公の気持ちがわからなくはないが、そういった社会の価値観がまっすぐ描かれていて恐怖を感じたなどとコメント。「ルッキズム」「エイジズム」をキーワードとして挙げ、この映画はルッキズムとエイジズムに対する告発としてみることができると藤原氏は指摘。この映画は女性に加えられる美貌と若さの商品化の告発であるとともに女性の中にある美しさと若さへの執念もあからさまに描いていると指摘。次回放送は6月20日。