コメの海外需要の開拓や輸出拡大を進める「全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会」の細田専務理事にによると「余ったから売るのではなくておいしいから売るという考え方が重要」と主張している。また現在世界には100か国以上におよそ20万店の日本食レストランがあるということで増加傾向にあるが、その中にはなんちゃって日本食も多く、日本産の米と米関連食品の潜在需要というのはまだまだあるとしている。一方で細田さんは「強豪国の米と戦うためには生産コストを抑えて価格を抑えられるかが課題」とも話している。ジャーナリスト・柳澤秀夫は「政府の補助金が出てる輸出用には国内に回せないという制度上の問題がある。更に国内で増産するといっても生産農家からしたらお金がかかる。もし方針転換したらはしごを外されかねないという不安も不信感もあるので、政府が信頼を獲得する努力が必要」と指摘した。
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