地下を諦めたクフ王が次に作らせたのが女王の間。水平に伸びる38メートルの通路を抜けると、地上30メートルの位置にある女王の間。実際にはクフ王のために作られた。しかしこの部屋も埋葬室として使用されなかったという。その理由はクフ王が信仰を変えたからだといい、それまではオシリスを信じていたが、次第にラーを最高神とするようになったという。クフ王は埋葬室を太陽に近い場所、つまり女王の間よりさらに高い場所に作ろうと考えた。しかし結局その王の間にもミイラや財宝はない。いまだ見つかっていない未知の空間に王は埋葬されたのか。昨年、衝撃の新事実が判明した。王の間につながる大回廊の真上で、名古屋大学が未知なる巨大空間を見つけたという。名古屋大学はミューオンを計測し、地上70メートルに未知の巨大空間を発見。その空間は40メートルの長さであることが分かった。4500年もの間、眠り続けるクフ王の財宝、その謎が解き明かされる日はそう遠くない。
