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「エゾエノキ」 のテレビ露出情報

人の営みにより失われた自然も多くある。高度経済成長期、慣れ親しんだ自然が失われていく危機感から、各地で豊かな自然を取り戻す運動も始まった。葛西海浜公園はこうした自然を再生しようという取り組みを行う。砂浜は人の手で作り出された。大潮の日、干潟は500メートルまで広がり、活動の成果でホウロクシギなどの鳥が戻ってきた。コアジサシは南半球から渡ってきた。自然を再生する取り組みには、住民が先頭に立ち整備を行ってきた場所もある。ハサンベツ里山地区の豊かな森が多くの鳥たちの暮らしを支えている。放棄地だった所を子供たちの自然体験・林業体験・農業体験の場所として再生。再生計画実行委員長の高橋さんは、オオムラサキを増やすため思いを込めてエゾエノキを植えた。20年の時を経てオオムラサキが舞う豊かな林へと成長した。
林のそばの小川も高橋さんたちが整備して作り出した。以前は大雨が降ると大量の土砂が流れそのたびに生き物が姿を消していた。そこで、地元の人たちが協力して川底の石組みや段差を約2キロにわたって整備した。緩やかな流れの川となったことでその環境を好む生き物たちが集まって来た。トミヨやカワニナが増えた。カワニナが増えたことで、ヘイケボタルの数も徐々に増えてきた。

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