パリオリンピック2024。開会式は日本時間のきょう深夜2時から。パリの中心部を流れるセーヌ川が舞台。開会式が競技場以外で開催されるのは夏季オリンピック史上初。開会式には世界中から30万人が訪れる見込み。演出はベールに包まれたまま。演出でわかっていることは、約100隻のボートに乗った選手たちによるセーヌ川のパレード。帝京大学・フランク・ミシュラン教授は「古い歴史を持ちながら現代的なところもあるという両方をみせたいと思う」などコメント。パレードのルートに注目。スタート地点はオステルリッツ橋。ノートダルダム大聖堂、ルーブル美術館で期待している演出についてミシュラン教授は「イルミネーションをつけたりできるのではないか」などコメント。さらに、チュイルリー公園には巨大な銀色の球体がある。数日前に突如出現。現地メディアによると、聖火台が設置される可能性がある。トマ・ジョリー芸術監督も夕陽を使った演出について言及していたという。水面に浮かぶステージはヴェルサイユ宮殿の庭園をイメージ。様々なパフォーマンスが行われる可能性があるという。
注目されているアーティストがセリーヌ・ディオン。セリーヌディオンはカナダ・ケベック州出身、フランスにもゆかりが深い。到着の時間帯にみられるのが、夕陽。ライトアップされたエッフェル塔と夕陽が聖火をどのように彩るのか期待。気になるのは聖火の最終ランナー。トマ・ジョリー芸術監督は現地メディアのインタビューで最終ランナーについて「Z」というヒントを明かす。ジネディーヌ・ジダンの頭文字はZ。開幕まで24時間を切ったパリ五輪。世界中が注目している。