16世紀から17世紀、人口が増えた旧市街では住宅不足が大きな問題となった。旧市街では新たに居住スペースを求めて建物は高層化。エディンバラは人口の増加によって住環境を巡る問題に直面した。庶民の住まいは商店などの上に重なるように増築されていった。狭くて暗い一部屋に家族全員で暮らしていた。換気も悪くジメジメしていて衛生状態は悪かったという。そんな部屋にも住むことができなかった貧しい人たちは地下に向かった。やがて衛生状態と治安が悪化したため、地下は放棄され埋められた。そのため長らく忘れられていたが、1980年代に偶然発見された。地下空間は旧市街にいくつかあり、一時は2000人以上が暮らしていたという。
