岸田総理は会見で先月分で終了となった電気とガスの補助金について8月から3か月間再開すると表明。この補助金がなくなる6月と7月の電気代は1か月あたり平均910円ぐらいの値上げになるとみられている。ふるさと納税の返礼品として電気が注目されている。地域で発電された再生可能エネルギーのみがお礼の品にすることができると定められているという。岐阜県の飛騨市の場合東京電力管内に住む人が5万円を市に寄付すると1年間にわたり毎月950円が電気料金から引かれることになり、年間で1万1400円分電気料金が安くなる。ただし、電気を受け取るためには契約を北陸電力に切り替える必要がある。岡山県西粟倉村のふるさと納税は3万円を寄付すれば、電気料金が3000円を3か月にわたって割引される。一部エリアを除いて全国で利用できる。群馬県中之条町では寄付金額が25万円で、2500キロワット分の電気料金が割引になる。4人家族の平均的な電力使用量のおよそ半年分に当たる。電力会社を切り替えることが条件でこれまでに43件の寄付があったという。