解説委員室長・立石修が解説。ブレイキンなどはコンコルド広場、フェンシングなどはグランパレで行われる。フランスでは、開会式が行われるセーヌ川をはじめ至るところで警備訓練が行われている。パリ市内にはカタコンベという世界最大級の地下墓地があり、ここにテロリストや犯罪者などが潜伏するおそれがあるため、警視庁の特殊部隊は暗視カメラを付けて警備や訓練を行っている。ロンドンオリンピックとパリオリンピックの警備体制を比較。パリ警察はテロとの関連が疑われる人物の捜査も進めていて、5月末にはオリンピックの会場でテロを計画した疑いでロシア南部チェチェン出身の男を逮捕している。ただフランスでは先週の選挙でマクロン大統領の与党が敗北し、オリンピックの開幕の8日前に議会が始まるが、まだ首相と警備の責任者である内務大臣が決まっていない。