エルサレムから佐藤さんが中継。エルサレムでは丸一日空襲警報が鳴っておらず、市民にとって久しぶりに落ち着いた朝となっている。停戦合意の報道を受け、昨日の夕方は公園に多くの子どもたちが集まっていた。公園に良く来るという母親は「戦闘中は人が少なかったが、3倍くらいの人が来ている」と嬉しそうに話した。アメリカによるイランの核施設への攻撃のあと、イスラエル軍は国民に対し警戒レベルを最も高く設定し、集会も禁止、学校も閉鎖していた。それが停戦合意を受け「攻撃の危険性は低くなった」と判断したとみられ、昨夜からすべての制限が解除され自由に活動できるようになった。取材したイスラエル人は「停戦を続けて欲しい。誰かが死んだからと言って双方が銭湯を継続するのはもうたくさんだ」と話していた。双方の約束がどこまで実効性があるのか注目される。