仲介国エジプトはイスラエルとハマスの代表がトランプ政権が提示した和平案について6日に協議を行うと発表した。米・トランプ大統領は自身のSNSで「イスラエルが初期撤退ラインに同意し、ハマスにも共有した」と明らかにした上で、その撤退ラインを示したものとみられるガザ地区の地図を合わせて投稿した。トランプ大統領は「ハマスが承認すれば停戦は即時発効し、人質と捕虜の交換が開始される」としている。こうした中、エルサレムでは人質家族らが集会を開いた。集まった人々は和平案が確実に実行されるよう訴えた。ただ、ハマスの武器放棄などについて双方の意見の隔たりは大きいとみられ、交渉は難航が予想される。