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「オムライス」 のテレビ露出情報

去年9月の火災以来、夫婦は費用を考え、居抜き物件を借りて店を再開しようと考えていた。旧店舗から徒歩3分のところに物件が見つかった。今年3月、準備がスタート。以前、洋食店だったという店の座席数は38。費用を抑えるため、テーブルや椅子をはじめ、使用できそうな備品は全て再利用。リニューアルオープンは6月。この日はスタッフたちとメニューの話し合い。智子さんは2大看板のメンチカツとオムライスを1皿で味わえる新たなメニューを考えた。次第に話は家にこもりがちな謙さんのことに。店にはもう立たないという謙さんをスタッフたちも心配していた。再開まで約1か月。この日は自宅で淳一と智子さんがメニューなどの話し合い。すると謙さんはベランダへ。そんな夫の態度に智子さんは「あなたにも頑張ってもらわないと困る」と。智子さんは新しい店に少しでも立ち、元気を取り戻してほしいと思っている。再開2日前、運良く火事の被害を免れた創業当時からのメニューサンプルも並べられ、店では新人アルバイトのホール研修。そこには謙さんの姿もあった。謙さんは記憶に残る接客がモットーだが、体がついていかない様子。そんな謙さんにスタッフが声を掛ける。スタッフにとっても謙さんはブルドックに欠かせない存在。そして迎えた再開当日。開始30分前、約60人の客が並んだ。常連客は「応援するために来た」「大井町でまた再開してくれたのが来やすいので助かった」と話した。開店を待ちわびたお客さんが続々と入り、あっという間に満席に。この日のメニューは看板のメンチカツとオムライスの2品。次々と入る注文に厨房はフル回転。さらに2大看板を一皿にしたメニューも。メンチカツとオムライスをボリュームダウンし、一度で楽しめるようにした。約10か月、休業していたブルドック。このまま店は忘れられてしまうのかと不安に思ったことも。この日、訪れた多くの客に謙さんはこみ上げるものが。外に並ぶお客さんのもとに向かうと感謝の気持ちを込めたマジックを披露。「店にはもう立たない」と言っていた謙さんだが、お客さんが喜ぶ姿に涙が。この日、お客さんの足は途切れることなく、再開当日のお客さんは132人。智子さんは「この先、再開できてよかったと思うか分からないけど、スタッフも子供達も一緒になって頑張ってくれたから、何回も廃業しようと思ったけど本当にみなさんのおかげです」と話した。

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