創建1600年代、比叡山延暦寺の僧が開いたとされる「妙圓寺」。本堂の御本尊にはあらゆる人々を極楽浄土に誘うと言われる阿弥陀如来が祀られている。さらに弁天堂には金運や芸事などあらゆる願いを叶える弁財天が祀られている。巳年である今年は宇賀神様の力も強まると言われる。五色の縁の綱と呼ばれるものは、仏様達の体と境内全体を結び、ご利益のパワーが満ちた神聖な場を作る12年に1度の大切な年と言われている。月に3回程訪れるパワーみなぎる巳の日は、護摩木に自分に合った願い事のハンコを押して願いを込める。ご祈祷は岩山を僧侶が手彫りで開けたという洞窟で行われる。洞窟内は弁財天の体の中を表現しており、奥に行くに連れ徐々に狭く低くなっていく。長さは約50m。400年前に僧侶が全て手彫りで掘ったと伝えられている。弁財天の胎内巡りは岩山を突き抜けて境内の反対側で出るようになっている。