去年にポルトガル2部・オリベイレンセに期限付きで移籍したサッカー元日本代表・三浦知良選手・57歳が先月に帰国、6月8日に、サッカー解説者・前園真聖が取材した。三浦選手は、来季で選手40年目になる。三浦選手と前園は、共に日本代表として戦った盟友。三浦選手は現在、大阪で自主トレーニングをしていて、取材の日は、横浜FCの仲間と調整していた。
三浦選手に、ポルトガルでの1年半、心残り、40年現役であること、いつまで現役を続けるのかについて聞いた。三浦選手はポルトガルでは自分への忖度が一切なく、監督からも「もっと走れ」などと怒鳴られていたと明かし、「これがサッカーだよな。プロの世界だよな」と充実した日々を送っていたと語った。サッカーは負荷が大きく消耗が激しいスポーツ。選手の平均引退年齢は25～26歳。60歳手前という未知の領域で現役を続ける三浦選手は不安を感じることもあるという。