1日平均4万4,000便余が運行されるアメリカで、管制官の不足は約3,500人にのぼる言われる。コロナ禍での養成の遅れや、予算案をめぐる政府機関の一部閉鎖などの影響で、人手不足の解消にはほど遠い状況。欠航や遅延が相次ぐ事態をなんとかしようと、アメリカ政府が管制官採用強化のため白羽の矢を立てたのが「ゲーマー」。集中力や複雑な状況への対処能力が、管制官の仕事に共通しているとして、専用の動画で募集を開始。募集開始後24時間で、1万2,000件の応募があったと、政府は手応えを強調する。システムの老朽化にも対応する一手としてAIの活用に注目している。カナダのIT企業が手がける管制官支援システムでは、離陸する機体は青色、着陸する機体は茶色など視覚的に明示される。システムに組み込まれたAIが、滑走路や誘導路などの空き状況を確認し、視界が悪いときでも管制官に正しい情報を、提供できるようにしている。
