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「オーカム・テクノロジーズ」 のテレビ露出情報

日々進化し続けるAI技術。視覚障害者の方をサポートする分野でもAIを使った開発が進められている。取材をしたのは糖尿病の影響で全盲になった宮川純さん。今は福祉関係の事務所に勤めている。そんな宮川さんが使用しているのが、イスラエルの企業が開発したAI搭載のアイカメラ。人の顔や文章をAIが認識し、音声で使用者に伝えるてくれる。15年前、30歳の時に足を火傷し、それが原因で糖尿病のコントロールが狂い、だんだん視力が衰えていったという。10か月後には何も見えなくなり、今はもう、光を感じることもできない。しかし、宮川さんは「できないことを悔やんで沈んでいてもしょうがない。自分が今与えられている環境の中で、できることがあるということを1個1個しっかりやっていってます」と前向きだ。そして4年前、友人の勧めでこのカメラに出会ったのだ。今では仕事の時だけでなく、買い物をする時にも使用。手触りで分からなくても、商品をアイカメラにかざせば商品説明を読み上げてくれるので識別が可能。また、登録された商品であれば、バーコードを読み取るだけで商品名を教えてくれる。お札も手触りだと不安な時があるが、カメラのお陰で確信が持てて安心だ。こうした技術がなかった頃は、手紙や健康診断の結果のといったプライバシーに関わる物を周囲の人に読んでもらっており、恥ずかしさを感じていたという
こうした視覚障害者をサポートする技術の開発は他にも進んでいる。AIスーツケースはAIとモーターが搭載されており、視覚障害者をリードしながら目的地にまで安全に誘導してくれる。取り付けられたセンサーからの情報をAIが分析し、障害物との距離や歩行者の動きなどを把握することができる。ブレーキをかけたりルートを変更したりして、街中の危険を避けてくれるのだ。日本科学未来館の高木啓伸さんが、「今まで人でなければできなかったことが、AIによってできるようになってきた。それによって、人が自由に自分が思うように自立して生活ができるのを手助けできるようになると思っていますと語った。

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