琉球空手の稽古のため来日したアランさんら一行に密着。アランさんは琉球稽古の事を語り飛行機の時間が迫る中なんとかチケットを購入した。師匠・親田清勇さんの弔い稽古を行うため成田から沖縄へと飛び、ホテルで乾杯をした。アランさんは自分が持ってきたというTシャツなどについて熱心に語りスタッフにプレゼントしてくれた。
密着2日目、朝食を食べた一行は親田清勇さんの弔い稽古を開始。親田さんが稽古してた5つの城跡を巡りながら稽古を行うのだという。最初に勝連城跡で稽古をしたあと沖縄県の食堂でボリューム満点の「エビフライ幕の内セット」などを味わった。その後も親田さん縁の地をめぐり稽古をした。
密着3日目。この日はアラハビーチへと向かい沖縄の海を楽しみつつ稽古を行った。こうして全ての稽古が終了、最後に親田清勇さんのお墓でお参りをした。ここには琉球空手の原型を作った1人である鬼大城らのお墓もあった。こうして武士道に満ち溢れた密着は無事終了した。
あれから8年、アランさんと連絡を取った。アランさんはアメリカ・カンザスシティオークグローヴに住んでいて家の敷地には空手の道場があるとうい。実はアランさんは東京ドーム約3個分の広大な敷地を所有しており道場で指導をしているという。またアメリカ国内に新たな道場を建て琉球空手指導者の育成も始めた。さらに19歳になったフェニックス君も登場。フェニックスくんは大学に通いながらバイトや趣味のフェンシングも始めたという。琉球空手は親が道場をやっており稽古は続けているという。また、1年に1回はアランさんがフェニックスくんの両親の道場で稽古を行っていて、フェニックス君には彼女もいるなど話した。