相模湾や眼の前を通る江ノ電を一望できる「鎌倉プリンスホテル」。先月末、そこにコンサートのためにやってきたシンガーソングライターの辛島美登里64歳。辛島の代名詞といえば“切ないクリスマスソング”の定番「サイレント・イヴ」。この曲のヒットがきっかけで俳句の世界で「辛島聴く」を冬の季語として使った人も。「素のポップな一面も見せたい」と十数年前に夏の「夕涼みコンサート」と始めたという。心境の変化が訪れたのは自身が迎えた還暦が影響しているという。緑黄色社会や米津玄師など令和を代表するアーティストの楽曲から平成の時代に渋谷系と呼ばれ一斉を風靡したOriginal Loveの「接吻 kiss」など、これまでの辛島のイメージを覆す楽曲を次々に歌い上げた。
