1944年8月5日、オーストラリア南東部のカウラにあった捕虜収容所で、旧日本軍の兵士1100人余りが脱走を図り、監視をしていた兵士に射殺されるなどして231人が死亡した。収容所の跡地では発生時刻の現地時間午前2時前に慰霊の行事が行われ、脱走の合図となったラッパの音が鳴り響いた。夜が明けてからは日本兵などが埋葬されている墓地で日本からの参加者などおよそ300人が出席して式典が行われ、慰霊碑に花を供えて兵士たちを追悼した。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.