中国とカザフスタンの国境を取材。自由貿易特区になっていて両国の通貨が使える。ことしはすでに500万人が訪れるなど両国関係を象徴するような場所になっている。中国側の店主は「観光客も前より増えた、カザフスタンの経済は成長し続けているし購買力も上がっている」と話す。自由貿易特区は2012年に開始し、習近平氏が主導し開発を推し進めてきた。
中国がカザフスタンとの関係を重視する理由は、中国にとってカザフスタンがヨーロッパにつながる要衝だから。中国が推し進める巨大経済圏構想「一帯一路」。その中核と位置づけられているのが中欧班列。船便の3分の1の日数で運べるという利便性から運行数は10年前に比べ20倍以上に増加。ホルゴスは最大の運行数を誇るルートの重要拠点になっている。
中央アジアの国々は元々ロシアの影響力が強く“ロシアの裏庭”と呼ばれていた。しかし2022年にロシアがウクライナに侵攻して以降、ロシアの経済的影響力が低下。その隙をつくように存在感を増すのが中国。去年開催した中央アジアサミットで中央アジアに対し約5000億円の融資と無償援助を行うことを表明した。去年、カザフスタンの最大の貿易相手国がロシアから中国に変わった。
中国がカザフスタンとの関係を重視する理由は、中国にとってカザフスタンがヨーロッパにつながる要衝だから。中国が推し進める巨大経済圏構想「一帯一路」。その中核と位置づけられているのが中欧班列。船便の3分の1の日数で運べるという利便性から運行数は10年前に比べ20倍以上に増加。ホルゴスは最大の運行数を誇るルートの重要拠点になっている。
中央アジアの国々は元々ロシアの影響力が強く“ロシアの裏庭”と呼ばれていた。しかし2022年にロシアがウクライナに侵攻して以降、ロシアの経済的影響力が低下。その隙をつくように存在感を増すのが中国。去年開催した中央アジアサミットで中央アジアに対し約5000億円の融資と無償援助を行うことを表明した。去年、カザフスタンの最大の貿易相手国がロシアから中国に変わった。