1975年にロータリーパーカッションドリル(RPD)を開発した鉱研工業。技術のもとは海外から学んだという。そのRPDは今や海外からも注目され、東南アジアやアフリカで導入されている。開発の肝となる設計チームは社内に20人。2021年員は3Kの古いイメージが残る業界を変えようと、3Sという開発テーマを打ち出した。業界の課題から開発された全自動のマシンは経験が浅い作業員でも熟練者と同等の作業が可能になった。ボーリング現場で事故が起きる可能性が高いのがロッドの脱着。新製品は人がロッドに触れることなくロッドのつけ外しが可能に。