岩手県西和賀町は東北有数の豪雪地帯。5月、雪は一斉に溶け遅い春がやってきた。錦秋湖はダム湖で、水没林は雪解け水が作り出すこの時期にしか見られない絶景。瀬川然さんはカヌーを使ったガイドをしている。カヌーに乗った。水位は普段より15mも高くなる。自然と一体になれ、長い冬を乗り越えたからこその春の喜び。
瀬川強さんは西和賀の自然を撮り続けてきた写真家。自然の豊かさをくまなくカメラに収めることにこだわってきた。西和賀で暮らすきっかけはカタクリという。会社勤めをしていた30歳の時に移住。4年後には会社を辞め写真を撮りながら自然保護の活動を始めた。妻の陽子さんは自然の魅力を伝える観察会を始め、強さんを助けた。最初は一人だった参加者が今では延べ1万人近くになった。観察会に手応えを感じ始めた頃に作ったウッドデッキが特別な場所という。
雪解け水が川を潤すこの時期、農作業が一気に動き出す。湯澤正さんはわらび農家。わらびはアクがなく柔らかいと評判。雪解け水をたっぷり含んだ豊かな土が育てる。西和賀町の特産品で、全て手作業で収穫する。農家の次男に生まれ、大学卒業後は出版社の営業をしていた。38歳で故郷に戻ってきた。町役場に再就職し使われなくなった田畑の活用を任され、わらびに目をつけた。栽培化にこぎつけるまで2年、評判が評判を呼び気がつけば街にはわらび農家が130軒以上になった。
カヌーで湖を案内してくれた瀬川然さんは5年前にカフェを始めた。自然観察会を開いている瀬川強さんの息子で西和賀の自然とともに育った。思い切って会社を辞め妻とカフェとカヌーガイドを始めた。カフェ自慢のウッドデッキは父にも手伝ってもらいながら実家をイメージして作った。
瀬川強さんは西和賀の自然を撮り続けてきた写真家。自然の豊かさをくまなくカメラに収めることにこだわってきた。西和賀で暮らすきっかけはカタクリという。会社勤めをしていた30歳の時に移住。4年後には会社を辞め写真を撮りながら自然保護の活動を始めた。妻の陽子さんは自然の魅力を伝える観察会を始め、強さんを助けた。最初は一人だった参加者が今では延べ1万人近くになった。観察会に手応えを感じ始めた頃に作ったウッドデッキが特別な場所という。
雪解け水が川を潤すこの時期、農作業が一気に動き出す。湯澤正さんはわらび農家。わらびはアクがなく柔らかいと評判。雪解け水をたっぷり含んだ豊かな土が育てる。西和賀町の特産品で、全て手作業で収穫する。農家の次男に生まれ、大学卒業後は出版社の営業をしていた。38歳で故郷に戻ってきた。町役場に再就職し使われなくなった田畑の活用を任され、わらびに目をつけた。栽培化にこぎつけるまで2年、評判が評判を呼び気がつけば街にはわらび農家が130軒以上になった。
カヌーで湖を案内してくれた瀬川然さんは5年前にカフェを始めた。自然観察会を開いている瀬川強さんの息子で西和賀の自然とともに育った。思い切って会社を辞め妻とカフェとカヌーガイドを始めた。カフェ自慢のウッドデッキは父にも手伝ってもらいながら実家をイメージして作った。